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【まとめ】気功の修練にも役立つホ・オポノポノによる潜在意識の浄化

ウニヒピリが記憶を再生する イメージの使い方

気功の修練で最大の障壁は、筋肉の力みや経絡の詰まりで気の流れがせき止められてしまうことです。

編集人の師匠はパワー主義者で強く高圧力な気のボールを作って、経絡の詰まりを突破するように指導され、そのやり方で小周天はできました。その後、編集人はハワイの技法ホオポノポノを学び、そのユング心理学にも似た潜在意識浄化法が小周天をはじめとする気功の修練に役立つことに気づきました。

今回はホ・オポノポノとは何か、それをどう気功修練に役立てるのかを解説します。

こんにちは。気功家で整体研究家のワタナベです。

無意識には無邪気な子供の自分がいる

無意識には、さまざまな情報が押し込められています。

個人の体験したこと、、その中でも思い出したくないネガティブな記憶、もう少し深部に行くとその一族が経験したこと、さらには人類の記憶までがあるといわれます。

昔のハワイ人は、潜在意識=子供と考えていました。ハワイ語で子供のことは「ウニヒピリ」といいます。

自分の中の子供(ウニヒピリ)

この子供が無邪気にやりたいように振る舞えるのが、人間にとって幸福な状態というわけです。

無意識にはゴミ記憶がいっぱい

ところが、前述のように潜在意識には様々なノイズやゴミが押し込められています。たとえばそれぞれの国や文化圏、さらには地方や家庭毎に「●●●の時は〜をしないといけない」、「大人は●●●であるべき」、「●●●とは〜である」という情報があります。

さらにこれらの無数の情報と、個々人が何かをした体験の記憶が「悲しかった!」、「つらかった!」、「苦しかった!」というような想いとともに(一部は心のキズ=トラウマになっているでしょう)、さらに潜在意識に蓄積されていきます(いい記憶もあるはずなんですが、ネガティブな方が印象やパワーが強いのでしょうね)。

ホ・オポノポノでは、これらの潜在意識に溜まったゴミやノイズ(情報)をまとめて、「記憶」と呼んでいます。

人が本来の生き方をできないのは、これらのビデオレコーダーのように記録された「記憶」が何か感情の動きをきっかけに再生(リプレイ)され、その人の人生の出来事(イベント)として表れてくるわけです。

ウニヒピリが記憶を再生する

別の観点で見ると、ある種の感情をきっかけに、不安や不満を持ったウニヒピリが、(こういう問題があるよ)、(こういうゴミがあってイヤだよ)とメッセージを送ってきているともいえます。

ですから問題の発現というのは、潜在意識のクリーニング(浄化)を行うトリガーであり、機会を与えてもらっていると考えられます。

自分本来の生き方をするには、これらの記憶が出来事として表出してくる都度、もしくは前もって浄化してしまうというのが、ホ・オポノポノの考え方です。

ホ・オポノポノの世界的な指導者であるヒューレン博士によると、とにかく彼は今起きている問題は全て自分の内面の「記憶」であり、それを解決・解消するために、ひたすらクリーニングする必要があるということです。

 

簡単なマントラで潜在意識の記憶をクリーンナップ

実際、自分のモノの感じ方、考え方、判断、そしてその後に取る行動は、これらの潜在意識のゴミやノイズにかなり影響されています。

お金は汚いという観念を持って育てられれば、お金が欲しいと思ってもお金を遠去けるような行動を取るでしょうし、本人はそんな気はないはずなのに、暴力男やダメ男とばかり付き合ってしまう女性とか、何となく思い当たるシーンはないでしょうか。

これらのノイズは幼い頃からの「記憶」であり、潜在意識に無数に積み上がっています。

さらに日々の生活の中で体験する出来事の中から、今でも日々増え続けています。

潜在意識に押し込められる分と潜在意識から浮き出てイベントとして発生する分では、前者の方が多く、ゴミやノイズ(記憶)は溜まっていく一方です。

そのため、ホ・オポノポノではとにかく折を見てこまめに潜在意識のクリーニング(浄化)をして、たくさんの「記憶」を浄化・消化・昇華するよう、強く推奨されています(この表記は編集人の解釈です)。

どのようにクリーニングをするのか。

それは「ありがとう」、「ごめんなさい」、「許してください」、「愛してます」とウニヒピリに語り掛け続けることです。

もともとホ・オポノポノは問題解決法であり、何か問題が起きたり事象が起きるということは、おびえたり傷付いたり、悲しい、つらいといった想いを持ったウニヒピリが顕在意識に対して、想いを伝えるために潜在意識にある「記憶」を再生していると考えます。

そのウニヒピリに対して、知らせてくれてありがとう、つらい想いをさせてごめんなさい許してね、君のこと(=インナーセルフでもあるのですが)を本当に愛しているよ、という、顕在意識からウニヒピリへの愛情を伝えることで、癒していくわけです。

その自分の奥底にいる子供(ウニヒピリ)を癒す過程で、潜在意識にあるゴミやノイズが浄化されていきます。その結果、ノイズに埋もれていたウニヒピリがだんだん姿を現し、その人本来の生き方に近づいていけるということです。

ウニヒピリが輝きはじめる

 

気功の上達にも役立つ

このような潜在意識のゴミやノイズは、メンタルブロックとしてその人の自由で楽しい生き方を妨げる働きをします。

そしてこのメンタルブロックは、身体の力みや気の流れる経路=経絡の詰まりとして表れ、気のボールを体内で動かす際に気の流れをせき止めてしまいます。

ホ・オポノポノを使って潜在意識のゴミやノイズを(少しずつ、一歩ずつですが)解消していくことで、気の流れやすい身体を手に入れることができます。

これは潜在意識へのアプローチですが、もちろん呼吸法、ストレッチ、ヨガとか身体的なアプローチと併用すれば、より高い効果が得られるはずです。

ヘミシンクでも同様の修練がある

人生のスムーズな流れに影響を及ぼすメンタルブロックを解消・解決することは、より自分らしく、より自分の望むスタイルで生きるためには重要な取り組みです。

ホ・オポノポノだけでなく、これまでもご紹介している音響技術を使った瞑想技法「ヘミシンク」でも可能です。

<関連記事>

ヘミシンクによる瞑想がお勧めできる5つの理由

ヘミシンクの基本テクニックを体系的に修練できる入門用カリキュラム「ゲートウェイ・エクスペリエンス(Gateway Experience)第1巻」(全部で6巻、CD18枚分の長いカリキュラムです)にある「Release & Recharge」というトレーニングセッションです。

これまで気功の修練で多少でも気功瞑想に取り組んだ経験があれば、CDがなくても同等のトレーニングはできるかと思います(以下の記事でも解説しています)。

<関連記事>

【初心者向け】気功瞑想は座禅よりもカンタン(最初の修練に最適)

 

やり方としては、気功瞑想し、自分の頭の中や心の奥底にある不安や恐怖、心配などヘドロのような邪気を取り出し、天空に向かって放り投げたり、大砲に入れて飛ばしたり、大きな風船を括り付けて上空まで飛ばしたり、とにかく宇宙に飛ばして昇華させてしまうイメージです。

潜在意識のゴミを宇宙へ追放する

マイルドなホ・オポノポノより、このヘミシンクの強制追放のテクニックの方が効きが強力だという方もいるくらいですが、併用してみるとより効果が実感できるかと思います。

ゲートウェイ・エクスペリエンス(マスターズ版)第1~6巻セット : The Gateway Experience Wave I-VI(masters) (日本語版) [ヘミシンク] [Soundtrack, Import]

 

 

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