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【小周天】中丹田から下丹田へ戻して仕上げの温養

修練のコツ

こんにちは。気功家で整体研究家のワタナベです。

ようやく長い小周天も1周してきました。

小周天のやり方の流れや細かいコツが分かるように、コンテンツ一覧をまとめたので、復習に役立ててください。

気の修練法(目次)

 

さて、中丹田で十分に温養ができたでしょうか。

気のボールを下降させつつ、カルマの溜まるところである喉のチャクラ(ヴィシュダチャクラ)での温養、そして愛のエネルギーの中心である中丹田(ハートチャクラ)での温養を行いました。

 

これにより、チャクラが活性化され、人によっては感覚が鋭くなったり、嗜好がよりナチュラルになるなど、少し心身に変化が表れているかもしれません。

中丹田から下丹田までのルート

中丹田で十分に温養ができると、自分でもこれで十分だという自覚が出てくるかもしれません。

温養や練気はどこまでも深めることができるので、先の長い修練ですが、現時点の自分のキャパシティでは十分だという意味です。

その感覚に耳を傾け、中丹田で温養された気のボール下丹田へ下ろしていきましょう。

意識やイメージで、中丹田に収まっているボールを引っ張り出して下丹田までゆっくりと移動させていきます。

この気のボールは、あちこちの部位で十分に温養され、かなりしっかり感覚があるはずです。

また上手く行っていれば、自分の意識とリンクして、意識と気のボールがしっかりつながっている感覚が出来ていることもあります(なくても大丈夫です)。

気のボールの通り道としては、胸の前面を這って(胸から腹部の皮膚がもぞもぞするかもしれません)行く場合もありますし、そのまま中丹田から身体の中心部を通って、か丹田にすぽっと収まる場合もあります。

a)  b)

ここは個人差がありますが、どちらでも構いません

どちらかというと、最初のうちは皮膚の表面の方がイメージしやすいので、a)の方になるでしょう。

b)は衝脈といい、身体の中心部の経絡が通っているとスムーズにできるようになります。

これからまた何度も何度も気を練って回していく中で、どちらのルートも開通する可能性大です。

下丹田での仕上げの温養

身体を1周して、たっぷりと地の気と天の気で練り上げた気のボールは、最初の頃に比べるとかなり上質で密度の濃いものになっています。

やり始めの頃よりはっきりした感覚で、下丹田に収まるかと思います。

なぜ丹田が「」(気のボール)を置いて育てる場所(「」)というのか、理解できるかもしれません。

すぐに止めずに、精製された気のボールの心地よい温かさを感じながら、もう少し10〜20分くらい、温養してください。

「丹」ができている

この気のボールは「丹」(たん)と呼ばれ、強力な陽気の塊です。

仙丹とか仁丹の「丹」です。

これから気の修練を深めていく上での重要なパートナーであり、ツールであり、また昔から「丹薬」と呼ばれて体調を整えたり、また強力な陽気で陰気、つまり邪気とか魑魅魍魎の類を寄せ付けないお守りであったり、大事に育てていってください。

1回できてしまうと、経絡の通り道が開通しているので、以降はかなり楽になるかと思います。

もうしばらくは、何度も何度も小周天を繰り返し練習していってください。

ちなみに編集人もできてから1年近くは、2〜3日にいっぺん小周天の修練を繰り返していました。

だいたい最初に下丹田で気のボールを練るのに15分、その後、各ポイントでしっかり温養させつつ1時間くらい掛けて気のボールを一周させていました。

トータルで1時間から1時間20分くらい掛かると思います。

なかなかまとまった時間を取るのも難しいですが、単に気のボールを強化するだけでなく、気を感じる技能、気をコントロールする技能がアップし、さらにこの気のエネルギーを通じてよりよく生きる方向に自分の人生が変わってくると思います。

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