こんにちは。気功家で整体研究家のワタナベです。
下丹田で作った気のボールを、会陰または尾てい骨で地の気とぶつけてスパークさせ、気のボールを強化し、尾てい骨から腰(命門)、背中から後頭部、そして百会まで上げるところまで来ました。
<過去記事>
・【小周天】まずは会陰から腰のツボ(命門)まで気を上げる
・【小周天】腰(命門)から首、そして上丹田へ
これで全行程の半分まで来たことになります(本当にお疲れ様です)。
次のステップとして、腰からさらに背中の上部、首、後頭部、そして頭頂部から上丹田へと上げていきます。
ところが、多くの人が腰の真ん中から頭頂まで上げるところで挫折します。
背骨には生活のクセ、生き方や考え方の歪み、思い込みやトラウマなど潜在意識のブロックが現れやすいところで、気を通すには非常に難しいところです。
<この記事の概要>
小周天で尾てい骨から背骨を通して気のボールを上げていくのは、さまざまな要因でなかなか気が通らないところです。単に呼吸法だけでなく、ストレッチやスピリチュアルな技法など、スムーズに気を通すための補完的なやり方について、編集人の経験も交えて説明します。
気の流れを阻害する歪みを取る
物理的な背骨の歪みや力み、首や背筋、肩や首など、生活習慣などによる特定の箇所への負担の集中で疲労していたり。
また目が悪い場合も、眼球の筋肉と連動して、首や肩、後頭部の筋にも張りや硬結があります。
また潜在意識にあるトラウマや傷、思い込みが背骨や背中の筋肉の硬結として出ているので、気が通るまで、少し時間が掛かるところです。
対策としては、座って瞑想して下丹田や尾てい骨で気のボールを寝る前に、以下の5つのやり方のいずれか(複数並行してやっても可)を取り入れて、気のボールの通り道を少しずつ広げていくのがいいでしょう。
- ストレッチで背骨や背筋、背筋、肋骨や伸ばしたり、ほぐしたりする
- 横になって、ヘビのように背骨を波うたたせて、背骨を柔軟に脱力させる(金魚体操)
- 武息(ぶそく)で腹筋を大きく動かして強い呼吸をして、気のボールのエネルギーを強化する(=力づくで経絡にある邪気のカスやブロックを吹っ飛ばす)
- 整体やマッサージで背中のコリを専門家にほぐしてもらう
- ホ・オポノポノやヘミシンク瞑想など、自分の潜在意識にあるブロックを昇華・解消する手法を取り入れる
まるで土砂や岩で通れなくなった道を綺麗に整備するということで、気の道路工事みたいなイメージです。
気を上げるときに地の気を送り込み続ける
ちなみに編集人の師匠は気のパワー殺法が好きなので、3. のやり方で指導を受けました。
やはり腰椎から上、背中の上の方に来ると、急に気の通る道が狭くなったようで、気のボールが上がらなくなってしまいました。
人によっては、ここで気の感覚が分からなくなり、せっかく作った気のボールが消えてしまうこともあります。
そうならないためには、とにかく、武息で腹筋を大きく伸縮させて、力強く腹式呼吸を続けます。
また息を十分に吸って、同時に地の気を十分に吸い上げたら、数秒間止めて(止息)それからゆっくりと吐き切るまでは、肛門をぎゅっと締めて気のエネルギーを下丹田を中心とした体内に閉じ込めるようにします。
さらに編集人のやり方では、とにかく、地の気を尾てい骨で吸い上げて、吸い上げた尾てい骨をひたすらポンプで押し込むように、背中の上部まで来た気のボールにエネルギーを供給し続けました。
何だか会陰(または尾てい骨)にターボチャージャーを取り付けたみたいです。
邪気だけでなく、編集人個人や一族のカルマもあるようで、子供の頃の出来事、昔のイヤな思い出、痩せた昔風の貧相な男の子のイメージ、何だか貧しい寒村のような風景など、邪念や雑念が湧いてきました。
実は、編集人が最初に気を通した時はなかなか背中上部の経絡が開通せず、師匠が遠隔から地の気をかき集めて背骨に沿って流すのをアシストしてくれて、1人では作れないくらいの気のエネルギーを使って、無理やり穴を開けたという感じでした。
ちょっと変わった人でしたが、やはりしっかりした指導者に教えてもらったのは、非常に良かったです。
潜在意識の記憶やブロックと向き合う
上記のように気のパワーを高めて気を通しましたが、最近またあらためて、潜在意識のブロックをもう1度しっかりクリーンナップしようと思い、ホ・オポノポノやヘミシンクといった技法を取り入れています。
<過去記事>
いずれ、ホ・オポノポノについても書きますし、ヘミシンクの効果やコツについてもいろいろご説明したいところですが、まずは、いずれも活用している方のこんな本をお勧めしておきます(ヘミシンクの講師として活躍されている方です)。
まずはストレッチや地の気のパワーで背中の経絡をクリーンナップして気の通る道を拡げていってください。
多い少ない、早い遅いなど個人差はありますが、背中の経絡が開通して、頭まで気が通せるでしょう。
それでも実感が得られない場合は、何か強力に邪魔をする要素があるということなので、他の心理学的な技法やスピリチュアル的な修練を取り入れていくといいかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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